歯ぎしり について
更新日時:2017/12/02
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者 ゆうき歯科です。
今回は 歯ぎしり についてです。

歯ぎしりや食いしばりによる歯の痛み

歯ぎしりや食いしばりによって生じる歯の痛みは、①歯根膜の炎症によるもの、②知覚過敏によるものに分けられます。

①歯根膜の炎症による痛み

歯ぎしりによって歯の周りにある歯根膜という膜が炎症を起こし、咬んだ時に痛みが生じます。歯ぎしりは長時間続くと、歯や歯の周りの組織にダメージを与えます。特に奥歯が咬んで痛い、上下も左右も痛いなど、場所が特定できずに痛みの位置が変わる場合は、虫歯ではなく歯ぎしりによって痛みが出ている可能性があります。

②知覚過敏によって生じる痛み

歯ぎしりによって歯や歯ぐきにダメージが加わると歯がしみることがあります。歯ぎしりによって歯の根元や咬む面が削れてきたり、歯に亀裂が入ると歯のしみが強くなり、痛みに感じることがあります。
歯ぎしりによって歯に大きな力がかかると、歯が割れることがあります。特に神経のない歯はもろく、割れやすいです。亀裂から細菌が入ると、歯肉が腫れて痛みが生じます。大きく割れた場合は抜歯が必要になることもあります。また、神経が残っている場合も割れることがあり、この時は強い痛みが出ることがあります。