ドライソケット について
更新日時:2017/12/26
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者
ゆうき歯科です。
今回は抜歯後に起こり得る ドライソケット についてです。

抜歯後、とくに下の親知らずを抜いた後にひどい痛みが長引く場合があります。このような場合、「ドライソケット」を起こしている可能性があります。

ドライソケットとは、歯を抜いた後にできる穴に血の塊ができずに骨が露出してしまっている状態で、刺激が直に骨に行くため痛みをひどく感じます。歯を抜いた人の3%くらいに起こると言われています。

ドライソケットを起こす原因は
・うがいをしすぎて血の塊を流してしまった
・抜歯後に体を温めることをして血の流れを良くしすぎた
・抜歯した際、血があまり出なかった(麻酔薬が効きすぎた)
・困難な抜歯で時間がかかった
・抜歯後タバコを吸って、傷口の治りが悪くなった
などです。

抜歯して②から3日が痛みと腫れのピークでその後はだんだん落ち着いてくるのが通常ですが、ドライソケットになっている場合には、抜歯後2、3日くらいたってからだんだん痛みがひどくなってくることが特徴的です。

一般的には、歯科で抜歯後の注意事項をきちんと守っていれば大丈夫なことがほとんどですが、それでもドライソケットはどうしても起こってしまいやすいケースもあります。抜歯後数日経ってから痛みがひどくなる場合には、なるべく早く歯医者で診てもらいましょう。