誤嚥性肺炎 について
更新日時:2019/11/07
カテゴリ:ブログ
JR吹田駅 セラミック 安く
 ゆうき歯科です。
高齢の方の口腔ケア方法について
現在の日本は高齢社会であり吹田市にもご高齢の方がたくさんいらっしゃいますが、お口の中の健康状態というのは身体の状態と同様に年を重ねるごとに一般的には悪くなる傾向があるため、当院でもご高齢の方に適切な口腔ケア方法についてアドバイスさせていただいております。
少し前から「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という病気が広く知られるようになりましたが、これはお口の中が不潔になり、歯周病菌などが繁殖することで発症するケースが多いため、吹田市の歯科医院でも高齢の方に対して知識の啓発運動がなされていることでしょう。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが誤って気道内に入ってしまうこと=誤嚥 から発症する肺炎のことを指します。
誤嚥性肺炎の発症には、飲み込みに関係する機能が低下している(嚥下機能障害)ことが背景にあります。 
肺炎は、現在、日本人の死亡原因第3位となっています。

原因
誤嚥性肺炎は、飲み込みがうまくできなくなることを背景にして発症します。こうした飲み込みに関する障害で、嚥下障害(えんげしょうがい)と呼びます。
嚥下障害が存在すると、唾液や食べ物などと共に細菌が誤って気道内に入り込み、肺炎が誘発されることになります。


症状
肺炎の名前から想像される通り、誤嚥性肺炎においても発熱、咳、痰などが代表的な症状となります。
一方で、不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)による誤嚥性肺炎もよくみられます。肺炎症状は明らかではなく、熱はあっても微熱程度であり、何となく元気がない、食欲がない、などといった重症感がない症状が主体です。
不顕性誤嚥は嚥下とは無関係に続くことから、不顕性誤嚥による誤嚥性肺炎も見落とさないようにする注意が必要です。
誤嚥をした際、嚥下機能が正常な人であれば咳をして誤嚥物を吐き出そうという防御反応が働きます。
しかし嚥下機能が低下している場合には、誤嚥をしても咳反応が乏しいことがあります。そのため、誤嚥性肺炎で咳がない状況というのは、誤嚥が引き続き生じる可能性のある危険な状況といえます。


いずれにしても誤嚥性肺炎について気になる方は歯科へ連絡してみてください。