むし歯になりやすい 乳歯
更新日時:2020/09/12
カテゴリ:ブログ
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歯医者
ゆうき歯科です。

乳歯がむし歯になりやすい理由

むし歯になりやすいかどうかは、様々な要素が絡み合っており一概に述べることはできないのですが、吹田の歯科医院でも常々説明している通り、乳歯と永久歯を比べると、乳歯の方が虫歯になりやすいといえることはまちがいないでしょう。

乳歯は永久歯に比べてむし歯になりやすい!
乳歯が永久歯に比べてむし歯になりやすい原因にはいくつかの理由があります。

乳歯は弱い
永久歯は一生使う歯ですが、乳歯は永久歯が萌えてくるまでの歯です。
永久歯よりも歯の構造が簡単になります。
そのため、むし歯になりやすいし、傷めやすい歯です。

乳歯は永久歯がきれいに萌えるために必要な歯
乳歯の奥歯は、その下から萌えてくる永久歯よりもサイズが大きいのをご存知でしたか?
その理由は、その下から萌えてくる永久歯のための隙間を確保しているからです。
乳歯を早くに喪失すると永久歯がきれいに並べることが出来なくなってしまいます。

乳歯は歯垢がたまりやすい
お子さんは、一人で上手に歯磨きができないため、歯垢がたまりやすいです。
また、子どもの好きな食べ物には粘着性があるため、虫歯菌が酸をつくりやすいことも原因のひとつです。
また、乳歯の虫歯は比較的進行が早く、歯髄炎などに移行しやすいことも吹田の歯科医院でお伝えしているのですが、これもまた乳歯の厚みが永久歯の半分くらいしかないことに由来しているといえます。

乳歯が虫歯になっても放置しないでください!
乳歯が虫歯になってもいずれ生え替わるから心配ない、と思っていませんか?
乳歯や生えたての永久歯は表面のエナメルがやわらかいため虫歯になりやすく、いったん虫歯になると進行も早いのが特徴です。ある疫学調査では、乳歯が虫歯になると永久歯が虫歯になる確率が約10倍になると報告されています。正しく歯みがきができるようになるまでは、吹田のお子さまの歯の健康づくりをサポートしてあげましょう。