歯科 レントゲン について
更新日時:2020/11/20
カテゴリ:ブログ
吹田の歯医者のゆうき歯科です。

当院では正確な診断に基づいた処置を行うために必要に応じてレントゲン撮影をさせていただき歯科治療を進めていきます(応急処置のみ希望の方やレントゲン撮影を希望されない方を除く)
患者さんから 今年は医科でも何回もレントゲン撮影をしたけど大丈夫?などの質問を受けることもありますが

歯科で使用するレントゲン、特にデジタル化されている場合は99.99%安全といえると当歯科医院では考えております。
 地球上のどこに住んでいても人間は常に放射線を浴びています。世界で平均すると、人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(2.4mSv:1シーベルトの1000分の1×2.4)の自然放射線に常にさらされています。放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)が2シーベルト(2000ミリシーベルト)、50%致死線量が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われ、200ミリシーベルト以下の被ばくでは、急性の臨床的症状(急性放射線症)は認められないとされています。
例えば
・自然放射線に関して
① 世界の年間自然放射線量=2.4ミリシーベルト
② 東京・ニューヨーク間航空機旅行(往復)=0.2ミリシーベルト

・レントゲン検査(デジタル)に関して
① 歯科用CTの検査=0.04ミリシーベルト
② 耳鼻用レントゲン検査=0.11ミリシーベルト
③ 顎全体の歯のレントゲン検査=0.01ミリシーベルト
④歯の小さなレントゲン検査=0.006ミリシーベルト

吹田にお住いの方は年に何回か歯科でエックス線撮影を受けたとしても、がんなどの病を発症するような悪影響はまず起こり得ないと考えていただいて問題はないでしょう。

いずれにせよ歯科にかかる場合は通常は要所要所でレントゲン撮影をするものと思われて通院されてはいかがでしょうか