ホワイトニングで歯が染みる❔
更新日時:2025/10/31
カテゴリ:ブログ
吹田駅で早朝歯科診療可のゆうき歯科吹田院です。

いつも当歯科医院で多くホワイトニングを施術させていただきありがとうございます。
当院でもホワイトニング後に歯が少し染みるとご相談を受けることがございます。
ホワイトニング施術後に歯がしみるのは、ホワイトニング剤が一時的に歯を刺激することで起こり多くの場合は一過性の症状で通常は施術後数時間から2~3日程度で自然に落ち着きますが、染みる原因を理解し、適切な対策を取ることで症状を軽減できます。

ホワイトニングで歯がしみる主な原因
薬剤の刺激: ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素などの成分が、歯の表面のエナメル質を一時的に透過し、内部の象牙質や神経を刺激することで染みる症状が生じることがあります。

エナメル質の厚さ: もともとエナメル質が薄い方は、象牙質に刺激が伝わりやすく、しみる症状が強く出やすい傾向があります。

歯のヒビや欠け: 歯ぎしりなどで歯に細かいヒビが入っていたり、欠けている部分があったりすると、そこから薬剤が浸透しやすくなります。

歯周病や虫歯: 歯周病で歯茎が下がって歯の根元が露出している場合や、治療されていない虫歯があると、薬剤が直接象牙質に触れて痛みを感じやすくなります。

しみる症状への対処法

知覚過敏用の歯磨き粉を使う: 知覚過敏の痛みを緩和する効果があります。ホワイトニングの期間中から使用するのも効果的です。

ホームホワイトニングの調整: 自宅で行う場合は、施術時間を短くしたり、毎日するところを2日に一度にするなどします。また薬剤の量を減らしたりすることで刺激を抑えられます。

市販の鎮痛剤: どうしても痛みが強い場合は、ロキソニンなどの市販薬を服用することもできます。ただし、症状が続く場合は歯科医院に相談しましょう。

症状を予防するために
事前チェック: ホワイトニングを始める前に、虫歯や歯周病、歯のヒビなどがないか歯科医院で診てもらいましょう。

知覚過敏用歯磨き粉: ホワイトニング前から知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、症状が出にくくなる効果が期待できます。

薬剤の用量・時間を守る: ホームホワイトニングでは、歯科医師の指示された用量と時間を守ることが非常に重要です。過度に行うとしみる原因になります。