歯の根の最終的なお薬を入れた後の「痛み」について知っておいてほしいこと
更新日時:2026/02/17
カテゴリ:ブログ
「歯の根の治療(根管治療)に通い、ようやく最後にしっかりとお薬を詰めてもらって一安心!」
……と思ったのも束の間、家に帰ったらズキズキしたり、噛むと痛みを感じたりして不安になったことはありませんか?
実は、根管治療の最終段階である「根管充填(こんかんじゅうてん)」のあとに痛みが出ることは、決して珍しいことではありません。
今回は、その痛みの原因と、どれくらいで治まるのか、過ごし方の注意点についてわかりやすく解説します。
1. なぜ治療が終わったのに痛むのか?
治療が終わったはずなのに痛みが出ると「失敗したのでは?」と不安になるかもしれませんが、多くは「生体反応(体が治ろうとする反応)」によるものです。
根っこの先の刺激
根管(歯の神経が通っていた管)を隙間なく塞ぐ際、どうしても根っこの先にある「歯根膜(しこんまく)」という組織にわずかな圧力がかかったり、お薬が触れたりします。ここが一時的に過敏になることで痛みを感じます。
炎症が残っている
もともと根っこの先に強い膿が溜まっていた場合、お薬を詰めたことによる環境の変化で、一時的に炎症反応が活発になることがあります。
2. 痛みはどれくらい続く?
個人差はありますが、多くの場合、治療後2〜3日をピークに、1週間程度で自然に落ち着いていきます。
「何もしなくても痛い」状態から、「噛むと響く」という状態へ徐々に変化し、消えていくのが一般的な経過です。
3. 痛みが出た時の過ごし方
安静にする
痛む歯で硬いものを噛んだり、舌で押したりして「確認」するのは避けましょう。刺激を与えないことが早期回復の近道です。
痛み止めを服用する
我慢しすぎず、処方された痛み止めを飲んでください。炎症を抑える効果もあります。
血行が良くなることを避ける
激しい運動、長風呂、飲酒は血流を良くし、痛みを増長させることがあります。治療当日は控えめにしましょう。
4. こんな時はご連絡ください
次のような症状がある場合は、我慢せずに当院へご相談ください。
痛みが日に日に強くなっている
歯ぐきが大きく腫れてきた
痛み止めを飲んでも全く効かない
まとめ
根管充填は、歯を長持ちさせるための大切な工程です。治療後の痛みは、いわば「歯の地盤固め」をしているようなもの。
もし不安なことがあれば、いつでもお気軽にお尋ねくださいね。


