食いしばり について
更新日時:2016/07/19
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者 
ゆうき歯科です。
今回は 食いしばり についてです。
なぜ食いしばりが起こるのか?

食いしばりは咬筋の異常緊張によってアゴに強い力がかかるので起こると述べてきました、なぜ、咬筋の異常緊張は起こるのでしょうか。
原因は1つではなく、さまざまですが、大きく分けて
物理的要因精神的要因の2つに分けられます。




物理的要因:かみ合わせの悪さ
かみ合わせが低かったり、逆に高かったりする部分があると、しっかり噛めませんので、脳が噛む力をさらに強くしようとします。それで食いしばりの力はどんどん増大していくという考えがあります。




精神的要因:ストレス
食いしばりの原因の多くはストレス、精神的な緊張だといわれています。ストレスから無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしてしまったりと、あごの筋肉を緊張させる状態や悪い習慣が続くと食いしばりが断続的に起こってきます。

ストレスにも種類がある
ストレスには大きく2種類あります。肉体的ストレスと精神的ストレスです。精神的ストレスは現代社会の問題となっており、人間関係や仕事などでの問題を抱えていらっしゃる方が多いと聞きます。生きていくうえで避けては通れないものですが、あまりに大きすぎると問題です。

肉体的ストレスとは、過労、栄養不足、睡眠不足などがあげられます。この中で一番気づきづらいのが栄養不足です。過労や睡眠不足は自分自身認識しやすいですが、栄養不足はあまり目立った信号がでないため、認識しづらくなります。人体は約60兆個の細胞によって造られていますが、この細胞1つ1つに栄養が通った状態でないと栄養不足によるストレスが発生し、自分が気づかない間に、それがアゴの筋肉の緊張としてあらわれることがあります。